長母趾屈筋腱鞘炎(インピンジメント)

長母趾屈筋腱鞘炎(インピンジメント)

母趾(親指)を背屈すると、足首内側の後ろが痛く、コキッと鳴って伸びる(いわゆるバネ指)症状で、当院では女性バレエダンサーに多くみられ、距骨後方での長母趾屈筋腱鞘炎で三角骨症候群と合併して起こることが多いケガになります。悪化すると足の親指を曲げた時、引っかかってしまい痛みが発生します。
足関節後方インピンジメント症候群を併発している場合は、距骨の後ろ部分にも痛みがあります。長母趾屈筋の作用は足の親指を曲げることで、バレエ練習時で親指を曲げて使いすぎると長母趾屈筋腱炎や腱鞘炎になります。
長母趾屈筋腱鞘炎は、股関節の開き(可動域)が少ない人に多いと報告されています。つまり、足部をローリングして使っている人がなりやすいということです。距骨の後方の形状は、丸くなっているもの、突起状になっているもの、過剰骨(三角骨)のあるものなどがあります。

大和接骨院では

長母趾屈筋腱鞘炎

過度の筋緊張で固くなってしまった筋肉を、鍼治療・超音波治療・テーピング治療にて、ケガの痛みを除去していきます。ご来院の患者さまの約8割は、当院の治療のみで完治されております。しかし、重度の痛み症状のケガの方で完治困難な患者さまには、当院の提携先“足の専門”整形外科をご紹介し、“足の専門医”にて診察・手術、完治されております。手術後のリハビリ治療は当院で責任を持って治療させて頂きますので、ご安心して下さい。