脱臼(指関節)

脱臼(指関節)

指先から数えて2番目の関節(いわゆる第2関節)(PIP関節)が脱臼することが多く、PIP関節脱臼といい、しばしば骨折を伴う脱臼骨折となります。これは、突き指をした場合やバスケットボールや野球のボールが伸ばした指の先に当たるなどして、関節が本来動く範囲を超えて強制的に動かされた場合に生じます。診断は単純X線・CTを撮影することでおこないます。またPIP関節は曲がった状態から完全に伸びなくなる(屈曲拘縮)を起こしやすいため注意が必要です。